PC3まで

さて、出発したはいいのですが・・・
ずっと坂道は続きます。
実走スタッフのMさんから「坂の途中に凶暴な犬がいる場所があるので注意!」と言われていたので、そればかりが気になりました。そのポイントは実際PCを出て直ぐにあったのですが、思わず、反対車線の歩道部分を走っちゃいましたよ。


私、本当に犬が苦手なんです。



その後も坂が続きます。
普段は峠の度に頂上までのおおよその距離をキューシートに書き込み、それを楽しみにしながら登るのですが、今回は時間的に余裕が無く、それを準備していませんでした。何時終わるか判らない坂にうんざりします。また、補給したとは言え、体は十分にエネルギーがいきわたっておらず、駄目駄目です。実走スタッフの人にも抜かれ、nobさんにも抜かれ、おそらく最後尾に転落したと思います。



いつも思うのですが、PC2ぐらいからは常に最終走者っぽくなります。
PCの度に実走スタッフの方にお会いして、「間に合うよ」って慰めてもらってます(苦笑)
でも、自分ではそんなに遅い印象がないんですよねぇ・・・普段走ってるより元気なぐらいです。

やっぱり、根本的なスピードが遅いのであろうと・・・ケイデンスをしっかりと保ったり、軽いギアで走るという基本的な運動ができていないのだと思います。


「時間内に走ってるのだから良いのだ!」と思う反面、いつも人が減った、さみしいPCにたどり着いて、休憩もソコソコに、あまり参加者と話をすることもなく、あわてて出発するのは「ブルベの楽しみ方としてはどうなんだろう?」と今回思ったりしてました。
こんな状態でSRを狙うのは根本的に間違っているような気がするんですよね・・・・


気持ちがかなり滅入りながら、自転車を漕ぎ続けます。トンネルを抜け、きれいな川を見ながら基本的には下りメインで進んでいきます。この新宮に入る前で、既にかなりお腹が減ってました。「パスタが食いたい。琵琶湖一周の時に食べたセブンイレブンの『野沢菜と京都産しめじの和風スパゲッティ』が食いたい。和歌山にセブンイレブンあったっけな?」などと思いつつ、PC3を目指しました(笑)


それとお尻が痛いです。前回の300の時には全く痛くならなかったお尻がかなり痛くなりました。
実は前回、知らない間にサドルが前さがりになっていたので、平行になるように戻したのがいけなかったようです。



いつの間にか、後にはnobさんがいらっしゃって(どこかで休憩されてたのかな?)、黒いウェアを着た方と3人で、ほぼ同時にPC3になだれ込みました。



そこにはタイムマシーンさんが、かなり疲れて休憩されてました。「お尻が痛い、新サドル駄目だ」って痛そうです。私は直ぐにトイレに駆け込み、ボルダースポーツを塗り、肩と腰に鎮痛剤(アンメルツ)を塗りたくりました(笑)


さて、食事。ワクワクしてパスタを探します。
「この際、和風パスタならば何でもよろしい」と譲歩案まで用意してましたが・・・









全く、無い・・・ お弁当もほとんど残ってない。(号泣)









タイムマシーンさんに聞くと、にしやすさんもほとんど滞在時間のないままに食事を求めて出発されたようです。
私も「スコール」1本だけを買って一気飲みし、セブンイレブンを求めて、PC4へ向けて旅立っていくことにしました。



次回予告(サークルK地獄とMさんが近づいてくる・・・