BRM809泉佐野200km その2 〜偶然が作った思い出〜

うーん。待ち時間。
今日も何時仕事が終わるのかわかりません。
ただただ、協力会社さんの仕事が終わるのを待っている状態。

待っていてもやることが無いので、レポート書くことにしました。
ちなみに、このレポート。いつも推敲していません(爆)
思い出したことをツラツラと書いて、アップしておかしな所や誤字脱字を無くして・・・
もう少ししっかり書くべきかもしれませんが、基本的にモノグサなのです。

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さて、PC2を出発です。
近畿在住でないのに近畿な人であるMさんによると「19.5度」
汗で体も濡れているので結構寒い感じがしてきて、あわてて出発しました。
bossさんと一緒。



でも、出発して100メートルも行かない間に気づきます。
「しまった!台座の増し締めしてない・・・グラグラだ・・・」
緊急停止してbossさんに先に行ってもらい、自販機の灯りで増し締めします。

直ぐに追いかけましたが、追いつけず・・・
それどころか、忍阪峠の頂上付近では、また緩んでグラグラしてきました。
三叉路のところで再び増し締め。
この時点で、bossさんに追いつくことをあきらめました。

坂を下りていきます。
反対車線にはたくさんのライトが・・・
20時スタートの人たちが精一杯登っているのがキレイです。
「この中にパテラさんやyunさんもいるんだなぁ」と思いつつ、時速50キロ以上で下っていきました。


途中、ストップしている数名を見ましたが、気にせず降りていきます。
さて、忍阪東の信号。
ここで左折です。
一端左折した後で、思わずストップして引き返しました。



「野犬スポットやん・・・」(T^T)



忘れてましたが、この道は結構な坂で且つ、野犬が現れるとスポットです。1人でなんて走れません。一端は引き返して迂回路を進むことにしました。
ここで偶然です。なんと1人のブルベライダーが忍阪から左折して来られました。
一瞬迷いましたが、意を決してついていくことにします。最初は後を着いていましたが、右手の山から「ウォンウォン」と犬の鳴き声が聞こえてきました。もうパニック(笑)こんな所には居れないと必死になって登りました。下りもできる限り猛スピードで現場から離れました(笑)


ここで、もし迂回路を進んでいたら・・・このタイミングでブルベライダーが現れなかったら・・・


間違いなく、後ほど、のんさんとは会わないです。私の方が遅く明日香に到着していたはずです。



さて、恐怖のスポットを越えてローソンの前で信号ストップです。
一緒に坂を越えた方も追いついてきました。ふと台座を見るとまたもやグラグラになっていました。
しばし、悩んだ後に「こんなに頻繁にグラグラするのは駄目だ。この明るい所でしっかりと増し締めしよう」
自転車をひっくり返して十分に締め付けました。
おそらく、ここでのストップが5分ほど。


ここで止まらなければ、やはりのんさんは追いついていないと思います。
なぜなら、ここで完全に1人になったので
「1人で下土佐以降の道を進むのやイヤだな・・・スピードアップして追いつくか?ゆっくり行って後から来るブルベライダーと一緒にいくか・・・」
しばらく悩んでいたのです。結果的には5分の差は追いつけないと判断して少しスピードを緩めたんです。
そしたら、後から自転車のライトが光って私の進路を照らしました。「誰か追いついてきた・・・」と思った瞬間

「もしかして!ひなともさんですか!」
「え?」
横に着くとなんとのんさんです。
「あれ?kirkさんは?」
「タイヤバーストしてDNFです(><)」
とりあえず、一端ストップして携帯でkirkさんに連絡。私と出会ったことを報告しています。
この後、私がエスコートすることになりました(笑)


いきなりの大役に焦りながらも「がんばろう!」と思いました。
「体力の限界にチャレンジしてココまでぶっ飛ばしてきたけど、これでDNFできなくなったぞ・・・」とも思ったりなんかして・・・(^^;




さて、二人でリスタートしてからしばらく会話しながら走ってました。
本当は「雷」で左折する所を手前の「奥山」でミスコース。
曲がって直ぐ、おかしいと思いましたが、とりあえずしばらく走ってみました。
1キロほど進んだ所で、やっぱりおかしいと判断。引き返してみるとやっぱり間違えてました。
「いきなりエスコート失敗してるし・・・・(苦笑)」

軽く落ち込みながらも明日香市街地を抜け、下土佐も右折します。
次の新橋本橋東詰ではのんさんがミスコース。左折ポイントを見落として直進されたので慌てて声を掛け正規ルートに戻ります。
面目躍如です(笑)ここで私の役割の8割が完了した気分になりました。←基本的にノー天気(笑)


集落の中を走っていると、今度はキューシートボックスがまたグラグラし始めました。
「またかよ・・・」ちょっと触ってみると何とキューシートボックスが外れました。
台座に固定していた部分のプラスティックが折れて外れてしまったようです。
急遽ストップして応急修理。ゴムバンドで取り付けてみましたが50メートルも走らないウチに外れて緊急ストップ。
ここで、キューシートボックスは後のポケットの中に入ることになりました。
それでなくても一杯一杯の後のポッケ。もう何も入らないです。


ここで、のんさんは改めてkirkさんに電話。なんと!誰かにタイヤを貰って再スタートを切ったとのこと!
すげーです!愛です!
私は感動しちゃいました。
ただ、リムが逝かれている可能性があるので追いつけるかまだ判らないとのこと。とりあえず、PC3までは先に進むことにしました。


集落の中の坂ものんさん早いです。
私は既にヘロヘロ。ほとんど前を走ってもらって、私は後ろから着いていく感じ。たまに前に出ても、後のポケットからTシャツを落として引き返して拾い上げるなど、もうボロボロです(笑)かっこ悪い走り方で、なんとか3時過ぎにPC3に到着しました。


PC3ではbossさんが休憩中。
私は、急いでトイレに(笑)
実はPC2を出た直後からトイレに行きたくて我慢してたんです。下土佐あたりの暗いところで軽量化するつもりでしたが、かなわず(爆)
「トイレしたいからストップして」とはさすがに言えませんでした(爆)


さて、コンビニで軽い食事と水を買って10分ほど休んでいると、バビューン!トレックが一台到着。
目が血走ったkirkさんでした。
「いやぁ!お疲れ様です!早いっすねー!」
のんさんも嬉しそうです。



私のエスコートは思いがけず、早く終了しました。


「では、私はお先にいきますねー!」
再びbossさんと通過チェックポイントへ向けて出発です。
bossさんにはわがままを言って少しだけ待ってもらいました。ありがとうございました。



つづく


次回予告  〜ブルベはローテーションが大切だ。誰もがエースでありアシストでもある〜